競馬の期待値とは?計算方法や予想への活用方法、意味がないと言われている理由まで紹介!
目次
競馬で結果を分けるのは、予想力ではありません。
どれだけ当たっていても、価値のない馬券を買い続けていれば収支はマイナスになってしまいます。
重要なのは期待値をどれだけ意識できているか。
期待値を意識して馬券を選ぶことで、無駄な買い目を減らし回収率を安定させることも可能になります。
- 競馬の期待値とは?わかりやすく計算方法を紹介!
- 競馬期待値の正しい使い方3つを伝授!
- 競馬の期待値が意味がないと言われる3つの理由
- 期待値を活用した実践例(シミュレーション)
「当てる競馬」から「勝つ競馬」へ変えたい方は、ぜひ最後までご覧ください!
競馬の期待値とは?わかりやすく計算方法を紹介!

そもそも競馬における期待値とはなにか?
また、期待値の計算方法について解説していきます。
競馬の期待値とは?
競馬における期待値とは、その馬券が“割に合っているかどうか”を判断する指標です。
競馬では「当たるかどうか」ではなく、そのオッズで買う価値があるかという視点が重要になります。
このバランスを数値化したものが期待値で、100を超える馬券を買い続けることで、長期的に収支はプラスに近づいていきます。
また、オッズと期待値は別物で
- オッズ:その馬の人気を表す指標
- 期待値:オッズや勝率などを加味した指標
オッズは「人気」、期待値は「価値」を見る考え方です。
このように、競馬では「当たるか」ではなく「割に合うか」で判断することが、勝つための重要なポイントになります。
期待値の計算方法
競馬における期待値は、以下の計算式で求めることが出来ます。
ちなみに、パーセンテージの部分は選択する券種によって参考になる指標が変わってきます。
このあと解説しますが、競馬では正確な的中率を出すことはできません。
ですので、ここではJRAが公開している単勝人気別の1着率を例に使って解説していきます。
| 人気 | (1着率) | オッズ | 金額 | 期待値 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 30%=0.3 | 2.0倍 | 100円 | 60 |
| 2番人気 | 20%=0.2 | 6.0倍 | 100円 | 120 |
この場合
- 1番人気→0.3×2.0×100=60
- 2番人気 →0.2×6.0×100=120
ということになり、2番人気の馬に賭ける方が利益を得られる確率が高いことがわかります!
競馬期待値の正しい使い方3つを伝授!

ここでは、競馬における期待値の「正しい使い方」について、実践ベースで解説していきます。
使い方を理解すれば、無駄な馬券を減らし、回収率を安定させることができます。
①「買う」より「見送る」判断に使う
期待値で最も重要なのは、買う理由ではなく見送る判断です。
多くの人は「来そう」「人気だから安心」といった理由で馬券を買いますが・・
どれだけ強い馬でもオッズが低すぎれば長期的には不利。
「強いか」ではなく→「そのオッズで買う価値があるか」で判断すること。
当てるためではなく無駄な購入を減らすフィルターとして使いましょう。
②オッズと実力のズレを見る
期待値を実際に活用するためには「オッズ」と「実力」のズレに注目することが重要です。
競馬のオッズは能力だけでなく、人気やイメージにも左右されるため

- 実力より人気がない馬 → 期待値が高い
- 実力以上に人気の馬 →期待値が低い
というズレが生じます。
つまり、期待値を意識するとは、単に当たる馬を探すのではなく「評価とオッズのズレ」を見抜くことができるようになります。
③期待値は“目安ライン”で使う
期待値は、細かく計算して使うというよりも「どのラインなら買うか」の目安として使うことが重要です。
競馬では正確な期待値を出すことは難しいため、数値を厳密に扱うよりも、ある程度の基準を持って判断する方が現実的。
たとえば
- 期待値100未満 → 見送り
- 期待値100〜120 → 様子見
- 期待値120以上 → 積極的に検討
といったように、あらかじめ基準を決めておくことで、無駄な馬券を減らすこともできます。
重要なのは「数値通りに買う」のではなく「判断の軸として使う」ことがいいでしょう。
競馬の期待値が意味がないと言われる3つの理由

ここまで期待値の考え方や使い方について解説してきましたが——
「期待値を意識すれば勝てるの?」と思う方もいるかもしれません。
実際、競馬は不確定要素の多いゲームであり、期待値通りに結果が出ないこともあるのが現実です。
だからこそ、期待値の特徴と限界を正しく理解しておくことが重要。
ここでは、期待値を意識しても負けてしまう(意味がない)主な理由を3つ解説していきます。
①競馬では正確な期待値を出すことができない
まず前提として、競馬では馬ごとの正確な的中率を出すことはできません。
その理由は、競馬では“的中率”そのものが一定ではないからです。
例えば、サイコロやトランプは出る確率が常に一定ですが、競馬はそうではありません。
- 騎手
- 馬の状態
- コース
- 距離
- 枠順
など、レースごとに条件が大きく変わるため、同じ馬でも毎回同じ確率で走るわけではありません。
さらに、券種によっても的中条件が異なるため「どの確率を基準にするか」も曖昧になります。
このように競馬は常に条件が変わる競技のため、正確な確率=期待値を出すことができないのです。
②オッズの変動のリスクを考える
競馬において期待値を難しくしている要因のひとつに、オッズの変動もあります。
馬券の期待値はオッズに大きく依存しますが、競馬のオッズは投票によって常に変動。

そのため、自分が「このオッズなら買う価値がある」と判断したとしても、締切直前にはオッズが大きく下がっている可能性があります。
このように、購入時点と確定オッズのズレによって、想定していた期待値が崩れてしまうケースも少なくありません。
③短期では結果がブレる
競馬は1レースごとの勝ち負けで結果が決まりますが、期待値はあくまで長期的に見たときの指標。
そのため、たとえ期待値が高いと判断した馬券でも、1回や2回で結果が出るとは限りません。
「ブレ」を理解せずに短期の結果だけで判断してしまうと——
「期待値なんて意味がない」と感じてしまい、正しい判断を続けることができなくなります。
期待値では、短期での結果ではなく、長期の結果で見ましょう。
期待値を活用した実践例(シミュレーション)
では、実際に期待値を活用すると収支はどうなるのか検証していきたいと思います。
今回は、30レース分の成績でシミュレーションしてみました。
条件は以下の通り。
- 単勝で参加
- 賭金は1点1,000円固定
- 期待値が100(=回収率100%)を超える場合のみ購入
- 基本は中央レース11Rに参加
それでは、結果を見ていきます。
| 参加数 | 買い目 | 結果 | 馬券代 | 収支 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 単勝② | ✕ | 1,000円 | -1,000円 |
| 2 | 単勝③ | ✕ | 1,000円 | -1,000円 |
| 3 | 単勝② | ◯ | 1,000円 | +2,500円 |
| 4 | 単勝④ | ✕ | 1,000円 | -1,000円 |
| 5 | 単勝③ | ✕ | 1,000円 | -1,000円 |
| 6 | 単勝② | ◯ | 1,000円 | +1,800円 |
| 7 | 単勝③ | ✕ | 1,000円 | -1,000円 |
| 8 | 単勝② | ✕ | 1,000円 | -1,000円 |
| 9 | 単勝② | ◯ | 1,000円 | +1,600円 |
| 10 | 単勝④ | ✕ | 1,000円 | -1,000円 |
| 11 | 単勝② | ◯ | 1,000円 | +2,200円 |
| 12 | 単勝③ | ✕ | 1,000円 | -1,000円 |
| 13 | 単勝② | ✕ | 1,000円 | -1,000円 |
| 14 | 単勝③ | ◯ | 1,000円 | +1,700円 |
| 15 | 単勝④ | ✕ | 1,000円 | -1,000円 |
| 16 | 単勝② | ◯ | 1,000円 | +2,000円 |
| 17 | 単勝③ | ✕ | 1,000円 | -1,000円 |
| 18 | 単勝② | ◯ | 1,000円 | +2,300円 |
| 19 | 単勝④ | ✕ | 1,000円 | -1,000円 |
| 20 | 単勝③ | ◯ | 1,000円 | +1,900円 |
| 21 | 単勝② | ✕ | 1,000円 | -1,000円 |
| 22 | 単勝③ | ◯ | 1,000円 | +2,600円 |
| 23 | 単勝④ | ✕ | 1,000円 | -1,000円 |
| 24 | 単勝② | ✕ | 1,000円 | -1,000円 |
| 25 | 単勝③ | ✕ | 1,000円 | -1,000円 |
| 26 | 単勝② | ◯ | 1,000円 | +2,100円 |
| 27 | 単勝③ | ✕ | 1,000円 | -1,000円 |
| 28 | 単勝④ | ✕ | 1,000円 | -1,000円 |
| 29 | 単勝② | ◯ | 1,000円 | +2,400円 |
| 30 | 単勝③ | ◯ | 1,000円 | +1,800円 |
- 戦績:30戦12勝18敗
- 的中率:40%
- 回収率:130%
- 払戻金:39,000円
- 収支:+9,000円
結果は、的中率は40%と高くはありませんが、回収率は130%とプラスを維持しており、期待値に沿った買い方が機能していることが分かりました。
また、連敗も含まれている点から、短期ではブレがあるものの・・
長期的に収支を伸ばしていく手法であることが見て取れます。
競馬期待値のまとめ
今回は、競馬における期待値の考え方や使い方について解説してきました。
最後にポイントを整理すると以下の通りです。
- 「その馬券に価値があるか」を判断する指標
- 正確に計算するものではなく、考え方として使うもの
- 「オッズに見合っているか」で判断する
- “見送る判断”としても使える
- 短期では結果がブレるが、長期で回収率が安定しやすい
期待値は、当たるかどうかを判断するものではなく「その馬券に価値があるか」を見極めるための基準です。
短期では結果がブレることもありますが、無駄な馬券を減らし、長期的に収支を安定させるためには欠かせない考え方と言えるでしょう。
今回紹介してきた内容をもとに、期待値を意識しながら、自分なりに競馬の買い方を工夫してみてください!

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